2015年3月にミラノで建設中の高層マンションを写した一枚。
「スマートシティ(SC)」という言葉がバズワードになり世界的に流行っていたのは2010年前後。当時はエネルギー制御を中心とする機器・サービス提供企業の思惑が中心にあったような気がします。つまり、サプライサイドのSC。
ところで異様に張り出したテラスを持つビルの正体は以下URLの通り。 http://labaq.com/archives/51871420.html
外から見ても中から見ても、緑に囲まれた環境を醸成するための仕掛けであった訳ですが、やはり無機質なガラスとコンクリートだけでは人は満たされないことの左証ですね。
今、スマートシティには主役となる住民の心身を癒し、幸福にするソフト面での対応が重視されるようになってきています。つまり、デマンドサイドへの転換であり、これこそが超少子高齢化の中で望まれる「スマート(ウェルネス)シティ」ではないでしょうか?
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